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12月26日 株式会社アイル 早田代表取締役との経営者交流会を開催しました!

今回は株式会社アイル 早田圭介代表取締役をお招きし、オンラインにてパネルディスカッションを実施いたしました。

ベジート(株式会社アイル公式HPより)

株式会社アイルは、規格外の野菜から作られたカラフルな野菜シート「ベジート」の製造・販売事業を行っており、SDGsにつながる食糧危機・食品ロス問題、農家支援にも取り組まれている注目の会社です。

会社の拠点は長崎県平戸市にありながら欧米・米国にも販路を開拓されており、地方から世界展開をされている先輩起業家として、相模原市で起業するSAP採択者に向けてお話をしていただきました。

◆地方で起業する際の「人材」について
事業運営において「人材」は不可欠ですが、地方企業では人材不足が重要な問題となっています。優秀な人材は東京に流れてしまい、地方には専門知識のある人が少なく呼び寄せても来てくれないことが多いのが現状です。

この問題に対し早田代表取締役は、地元の人材を一から自社で育成し各分野のプロ(開発者・広報等)に育てあげる方法で人材育成されています。もちろん時間は掛かるが、その分まっさらな目で見て考えられる。経験値が高い人は常識にとらわれてしまうが、「知見のない人が新しいものを作ると、新たな発見が生まれる可能性がある」という発想がとても印象的でした。

人材不足は地方で起業するデメリットの一つですが、スタートアップに必要な新たな発想が生まれやすい環境という点ではメリットにもなると学びました!

また、SAP採択者の中には地元農業の問題解決にむけた取り組みを考えている方もおり、「取引先となる農家との良好な関係を持つために心がけていること」について伺うと、
「農家主体で問題を考える事が重要」で、「常に相手と会話し相談し改善策を考えること」、人の役に立つために行動すると、周りの人も一緒に動いてくれた経験談を教えて頂きました。

その他、起業のきっかけ、事業の壁にぶつかった時の乗り越え方、事業運営で心がけていることや、信念など、起業から現在の事業運営にわたり幅広い経験談を伺いました。



パネルディスカッションの後は、採択者から早田代表取締役への質疑応答も行われ、採択者の事業のお悩みについてもアドバイスをいただき有意義な交流会となりました!

貴重なお時間をいただき、本当にありがとうございました。


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